【S24最終73位】日進月歩サーフガチグマ【ポケモンSVダブル】

やかんと申します。S24ダブルにて最終73位を取ったので簡単に構築記事を書きます。よければお付き合い下さい。

構築経緯

スケショカイリューコーチングオオニューラを始めとした積み技を組み込んだ構築が環境に多いと感じたので、それらを強く使わせないことでアドバンテージを得ようと考えた。
サーフゴーのトリック、カイリューのアンコール、赫月ガチグマの欠伸を軸として構築を組み始めたがいまいち勝ち切れず悩んでいた。
補完枠を転々としつつ対戦を繰り返していると、相手の隙を作ったもののその1ターンを最大限生かせていないことに気が付く。
そこでサーフゴーの型を襷悪巧みに変更したところ目に見えて勝率が上がったのでこれだ!と思い最終日に挑んだ。

構築概要

目標:サーフゴーで悪巧みを積み一掃する
そのために…
・赫月ガチグマの欠伸で悪巧みを積む盤面を整える、交代を促しゴルラを意図した相手にぶつける
・サーフゴーの圏内まで削る、サーフゴーで他のポケモンの圏内に押し込む

個体解説

サーフゴー


スカーフ→悪巧みにする事でこの構築の強い勝ち筋となった。後述の赫月ガチグマとセットで初手に出すことが多く、欠伸で眠るか交代して悪巧みゴルラが直撃するかの2択を迫る動きが非常に強かった。
襷が相手から見えない行動保証となる事で自分視点は悪巧み安定だが相手視点は行動するか守るかの2択になっている、といった認識の相違から発生する“無傷で悪巧みを積む“という行動があまりにも強すぎた。

赫月ガチグマ


調整はサフゴの眼鏡テラスゴルラをダブル補正有で耐え。
ダブルはシングルほど型の開拓が進んでいないのか殴る型ばかりなので欠伸が警戒されず通りがよかった。同じ欠伸使いのヘイラッシャと違い削り性能が高く、悪巧みサーフゴーの攻撃と合わせて高耐久ポケモンを倒したり、あらかじめ削っておいて裏のポケモンでスイープするといった動きを取れるのがよかった。
基本的にワンパンされないが赫月ガチグマのノマテラ珠ブラッドムーンは耐えないので何かしら対抗策を用意すべきだと感じた。

カイリュー


普通のスケショカイリュー。削れた相手の掃除役として裏から選出する事が多かった。終盤のアンコールによる詰めが強力。
軸として採用したにもかかわらず選出率はオオニューラと同率で最下位(38%)。サーフゴーへの打点が無いことが影響しているので手を加えるならここ。とはいえこの枠はカイリューでなければいけなかったように感じる。

オオニューラ


普通のグラスシードオオニューラ。上からサーフゴーを殴れる要素は欲しかったので地獄突きは外せなかった。
サーフゴーと赫月ガチグマをほぼ毎試合選出していたのでゴリランダーとセットで選出する必要があるオオニューラの選出率はそれほど高くはなかった。

ゴリランダー


対イエッサンを楽に勝ちたかったので採用。ゴールドラッシュを半減にする炎水電気鋼の内ガチグマで抜群をつけない水タイプへの抑止力になってもらった。

ガオガエン


オボンが余ってなかったので防御に厚めのゴツメ型。相手の襷を剥がすのとゴルラ圏内にする為の削りになればと思っての採用。
サーフゴーを通すために相手のガオガエンを削らなければいけないが、対面的に倒しにいっても逃げられるだけなので長期的なゲームメイクが出来るようにこちらもガオガエンを使おうという結論に至った。

選出

初手サーフゴー+赫月ガチグマ@2
ほぼこれ
この構築最大の勝ち筋であるサーフゴーを赫月ガチグマの欠伸でサポートする選出。他の選出だといまいちパワーを感じられず1番信頼を置いていたこの選出ばかりするようになっていた。

最後に

実はダブルで最終レート1900に乗るのは2回目(S23、44位)なのですが、最後まで構築が定まらなかった1回目と違い自信を持って対戦出来る構築に仕上がったので今回構築記事を残そうと思いました。
最終日に最高9位まで行ったものの目標のレート2000目前という所で怒涛の4連敗。勝てるビジョンが見えなくなったので終了という形になりました。悔しい気持ちはありますが最終日になっても3桁~4桁をウロウロしてた以前と比べて圧倒的に成長したシーズンだと思います。
今回のシーズンを糧に次こそはレート2000目指して頑張ろうと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

【ポケモンSV S3】毒菱サケブシッポ【最終235位/レート2106】

はじめまして、やかんと申します。シーズン3にて目標にしていたレート2100を達成しましたので、構築記事というものを初めて書いていきたいと思います。よければ最後まで見ていって下さい。

使用構築

f:id:yakan_sv:20230302161735j:image

構築経緯

  1. 高耐久と願い事守る+積み技を持ち、詰ませ性能の高いサケブシッポが強いのではと思い構築を組み始めた。
  2. サケブシッポを通す上でアシストパワーの通らない悪タイプや、処理速度の遅い天然系の対策として毒菱が必須だと思い、マスカーニャを毒菱要因として採用。
  3. 毒タイプ+天然の並びや積みポケの対策が甘いと感じたため、拘り眼鏡持ちのテツノツツミと呪い持ちのミミッキュを採用。
  4. 最後にサケブシッポが通せなそうなときの裏選出として強そうなカバルドン+トドロクツキを入れて完成。

構築コンセプト

毒菱+サケブシッポで詰ませる。
数的有利を取りTODする。

個体解説

f:id:yakan_sv:20230301225538j:imageサケブシッポ@食べ残し

特性:古代活性
性格:図太い
実数値:222(252)-×-165(244)-86(4)-136(4)-132(4)
テラスタイプ:ノーマル
アシストパワー/瞑想/守る/願い事

本構築のエース。
クッションでありながら自身が詰め筋になれる最強ポケモン。積み技のないポケモンはテラス込でほとんど受けきることができ、毒菱と組み合わさることでその真価を発揮した。
また、毒菱の通りが悪くとも数的有利を取った後のTODや単純に積みエースとしても強かったため様々な相手に選出することができた。

f:id:yakan_sv:20230301230713j:imageマスカーニャ@気合いの襷

特性:深緑
性格:陽気
実数値:151-162(252)-91(4)-×-90-192(252)
テラスタイプ:草
トリックフラワー/不意打ち/叩き落とす/毒菱

毒菱撒きを色々試した結果ハバタクカミに対面勝てるマスカーニャに落ち着いた。初手カバルドン読みで出てくるツツミやミトムに強かった点もよかった。

f:id:yakan_sv:20230301231111j:imageテツノツツミ@拘り眼鏡

特性:クォークチャージ
性格:臆病
実数値:131-90-134-176(252)-81(4)-206(252)
テラスタイプ:水
ハイドロポンプ/フリーズドライ/冷凍ビーム/クイックターン

毒菱以外の天然対策として採用。天然全員に抜群つけてハバタクカミにも強めなのは偉かった。ドロポン当てれば最強。

f:id:yakan_sv:20230301231438j:imageミミッキュ@命の珠

特性:化けの皮
性格:意地っ張り
実数値:131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)
テラスタイプ:格闘
影打ち/じゃれつく/ドレインパンチ/呪い

天然やギミック対策、対積みポケの切り返しとして採用。呪いがサケブシッポの守ると相性がよく、本来受けきることが困難な相手も無理やり処理することができた。毒菱とアシストパワーが通らないドドゲザンを意識してテラスは格闘。

f:id:yakan_sv:20230301231735j:imageカバルドン@オボンの実

特性:砂起こし
性格:腕白
実数値:215(252)-132-155(20)-×-122(236)-67
テラスタイプ:草
地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

強そうだったのでなんとなく採用。相手のツツミやミトムに怯えて選出回数こそ少なかったもの選出した際にはしっかり活躍してくれた。ツツミのドロポン耐えまでDに振っていたがその対面になることはなかった。

f:id:yakan_sv:20230301232008j:imageトドロクツキ@ブーストエナジー

特性:古代活性
性格:意地っ張り
実数値:191(84)-210(252)-97(44)-×-122(4)-155(124)
テラスタイプ:飛行
クロバット/挑発/竜の舞/羽休め

強そうだったので採用2。調整は2舞でスカーフ最速ツツミ抜き。あまり選出しなかったので強いのかよく分からなかった。

基本選出

毒菱の通りがよければだいたいこの選出。毒菱があればアンコール持ちのツツミ等を願い事連打で処理できるため積極的に撒いておきたい。
ラス1は積みポケの切り返しとしてミミッキュであることが多かった。

  • サケブシッポ+テツノツツミ@1

ツツミの高火力で数的有利を取りサケブシッポで詰める選出。毒タイプ+天然等の毒菱が通せない場合の選出パターン。悪タイプがいる場合は数的有利を取られないことを意識して立ち回っていきたい。

重いポケモン

積み技持ちのセグレイブ
エスサーフゴー

さいごに

SV発売からの目標にしていたレート2100を達成できてとても嬉しいです。
最終日前日に組んだ構築なので時間があればもっと完成度上げられたなと思いつつ、終盤勝ちきることができてよかったです。
最後にここまで見て下さった皆様、対戦相手の皆様ありがとうございました。

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